真空管の必需品「チューブラジエーター」

真空管の必需品。KRYNAチューブラジエーターの音質アップ効果とは。

KRYNAチューブラジーターは、ヴィンテージ管、現行管、サイズが合えばどんな真空管でもつけるだけで簡単に音質アップ。
真空管アンプ本体には手を入れず、ランクアップしたアンプを購入した気分になれるお薦めアイテムです。

あ、見た目が気になる…という人は絶対に使わないでくださいね!笑

チューブラジエーターよる効果は、

  • 放熱効果UPによる熱雑音の低減
  • 制振効果によりプレート振動レベルの低減
  • リン青銅によるシールド効果

などなど、取り付けるだけで様々な効果を発揮しますが、特にプレート振動の低減には目を見張る効果があります。

※近畿大学工学部 西村先生による測定データ

これらの効果による音質アップは、明瞭さ、音離れの良さ、S/N比の向上など、
アンプを買い換えなくとも、アンプが数グレードアップしたかのような効果が得られます。

実際に真空管パワーアンプで試したところ、下記のような効果がありました。

  1. 整流管(5AR4)にTR-Lを使用
    低音の解像度が抜群に上がっています。今までの低音が団子状態で平面的だったことに気づかされました。
  2. 初段菅(12AU7)にTR-Sを使用
    ボーカルの定位が明確になります。高域のザラつきがなくなり、抜けの良い高域になります。
    ピアノの音がしっかり出てきました。実に伸びやかで明るくナチュラルな音です。
  3. 位相反転菅(12BH7A)にTR-Sを使用
    楽器一つ一つの音がクリアになり、各楽器が明確でバランスよく聴けます。
    オーケストラの演奏では前後の定位が分りやすくなります。
  4. 出力管(6L6GC)にTR-Lを使用
    特に奥行き方向の立体感を正確に引き出します。
    中低域がぼやけず、高域のうるささがなくなり音にリアリティが出てきました。
  5. 総評
    音場空間全体のS/Nが上がり、長時間聞いても聴き疲れのしないホログラフィックサウンドになります。
    大編成のオーケストラはステージいっぱいにゆったり広がり、余韻が響き渡る空間のスケールの大きさになります。

Share