Helca1導入記(HN様)

Helca1を自宅システムに導入した感想 (【】内の番号は添付の写真を示す)

総評

新商品発表会&試聴会に参加し明確に効果が感じられたので、とりあえず2個持って帰宅。
さっそく自宅システム【01】の電源コードとUSBケーブルに装着。
むむむ・・・
試聴会で効果は体験して来たものの、子飼いの自分のシステムでも同様の効果が体感でき感動。
お試しで2個だけと心に決めていたのに、1週間後には9個に増殖してしまっていた。

何やら、音楽の立体感と躍動感がとてつもなく高次元に。
既にD/C/T-PROP、Spca7、Inca7、Acca5で追い込んであったつもりなのに、秘めたるポテンシャルがHelcaによってさらに引き出された形だ。

普段スピーカーのサランネットを外してスピーカーの見た目の力も借りて高音質を演出していたが、今回Helca1を導入してからはサランネットを取り付けてスピーカーの気配を消しても臨場感が得られるようになった。
また、以前Spca7のバイワイヤを導入したときにボリュームを絞っても音場のメリハリ感が向上するようになったのだが、
今回のHelca導入によってさらに極小の音量にしても臨場感が維持されるようになり、深夜などでも自由な時間に音楽に没入できるようになり快感である。

RCAケーブル【11】/スピーカーケーブル【12】などのアナログ系【05,06】への装着よりも、
LANケーブル【09】/USBケーブル【10】などのデジタル系【03,04】への装着の方がより効果が大きかった
デジタル系はアナログ系に比して歴史が浅く、ノイズ・振動対策が発展途上にあるためか、Helca1の効果がより鮮明に出た。
そういえば、DELAやSonica DACなどのレビューでも「各種アクセサリーにより大きく音が変化する」というレビューをよく見かける。

また、電源ケーブルへの装着【02】では、アナログ系【05】/デジタル系【03,04】を問わず、
一様に大きな効果が感じられた。
やはり電源対策は基本中の基本なのだと改めて強く実感した。

様々なケーブル【07,08,09,10,11,12】に装着できる汎用性の高さと、巻き付ける方式のため空中配線のままでも装着でき、他のインシュのようにケーブルを床にはわすために機器の配置を変更したり、ケーブルの引き回しを変更したりする必要もなく、現状配置のままで装着できてしまう設置性の良さも秀逸である。
Helca1という単一の機構で、広範な部分(D/C/T-PROP以上に)で音質改善に貢献できるのは新しい感覚である。

また、試してみて実際に効果のあった部分にHelcaを買い増していくことができ、
確実にコスト回収できるのも電線病による金欠予防対策としてとてもありがたい。

Helca1の装着箇所と音の変化

効果の感じられた部分

  1. USBケーブルへの装着
    ・Zonotone 6N・USB-Grandio 2.0 60cm With Helica×1【10】
    NAS DELA HA-N1AH20/2とOPPO Sonica DAC間に接続【04】
    効果大。
    ボーカルや演奏の前後左右の位置関係がより明確になり、音楽の立体感が大きく向上。
    以前汎用ケーブルから上記ケーブルにアップグレードした際には変化が感じられなかった部分だが、今回Helca1がケーブルの実力を引き出してくれた感じ。
  2. LANケーブルへの装着
    ・汎用LANケーブル 1m With Helica×1【09】
    オーディオ用スイッチングハブ JS PC Audio HFS1000と Wi-Fiルーター/DELA間のLANケーブルに接続【03,04】
    ➡USBケーブルよりは効果は小さい(USBの変化が大きすぎる)が、USBと同様の好傾向。
    以前SAECのオーディオ用LANケーブルSLA-500を導入したが、効果なく売却して汎用ケーブルに戻していた部分。
    HFS1000を導入するも効果が感じられず、そのまま使っていた部分。
    不思議なことにHelca1装着したままで汎用ハブに戻すと音が雑になる。
    これって、Helca1によって初めてオーディオ用スイッチングハブHFS1000の力が引き出されたということ?
    以前ACOSTIC REVIVEのLANターミネータRLT-1も導入していたが効果なく売却。
    HelcaはRLT-1以上の実力ということか。
  3. 電源ケーブルへの装着
    ・KRYNA Acca5-1m With Helca×1【07】
    ・Zonotone 6NPS-3.5 Meister 1.8m×1【08】
    壁コンセント~電源タップ~各機器間に接続【02,03,04,05】
    音の広がりや迫力(音のメリハリ)が格段に向上
    以前電源タップと電源ケーブルをアップグレードしたときに感じた変化と同傾向だが、さらにレベルが上がった感じ。
    音量をかなり極小まで絞っても、演奏の体を成していてビックリ。
    深夜でも音楽を高品質で楽しめるようになった。

効果が軽微だった部分

  1. RCAケーブルへの装着
    ・KRYNA Inca7-1m With Helca×1【11】
    OPPO Sonica DACとプリメインアンプ YAMAHA A-S3000間に接続【04,05】
    ➡残念ながらプラシーボレベルの変化しか体感できず。
    以前Inca7導入した際にも変化が軽微だった部分。
    アナログの大動脈なのに、Inca7とHelcaの力をもってしても、変化ないというのは解せない。
    別途KRYNAさんに相談してみる予定。
  2. スピーカーケーブルへの装着
    ・KRYNA Spca7-2m With Helca×2【12】
    プリメインアンプ YAMAHA A-S3000とスピーカー B&W CM5 S2間に接続【05,06】
    ➡ここも残念ながら軽微な変化しか体感できず。
    ただし、RCA部分と異なり以前Inca7、D/T-PROP extend導入した際に劇的に好転した部分。
    すでに音質飽和しているのかも。
    あるいは、鳴りがひどく猫砂を充填はしているものの、あまり評判のよくないB&Wの専用スタンドが効果を妨げているのかも。

Helca1装着Tips

音とはあまり関係ないが、装着時の注意点など気が付いたことを記しておく。

  • Tips-1:1.5m超のケーブルには2本装着がよさそう。【13】
    ・Helca1本でカバーできるケーブル長は、60cm~1.5m程度のようである。
    ・1.5m超~2mの場合、物理的にはHelca1本装着可能であるが、隙間が多く不安なので2本連結装着がよさそうである。
  • Tips-2: 1m超の柔らかいケーブルへの装着には難あり【14】
    ・1.5m以上の柔らかいケーブルの場合Helcaのテンションで引き戻されてしまうので、LANケーブルなどはハードタイプ を選択するなどの工夫が必要である。
    ・1m以下の場合は、戻りテンションがないので柔らかいケーブルでも大丈夫である。
  •  Tips-3:編組ケーブルの場合、Helicaのマジックテーブで痛めないように注意を。【15】
    ・装着作業中はマジックテープ部分をグルグル巻きして布地にくっつかないように しましょう。【16】
    ・終端のマジックテープは布地部分を避けて固定しましょう。【17】
    ・連結部分のマジックテーブは布地に接しないように工夫しましょう。【18】
  • Tips-4:長尺ケーブルに装着した後のHelcaは伸びているので、より短いケーブルに再装着する場合には注意を。【19】
    ・新品のHelicaの長さは64cm。
    ・1.5mのケーブルに1週間装着した後のHelicaの長さは74cmに伸びている。

改善要望点

音に関する効果については異論なし。
それ以外の部分での要望などを記しておく。

  1. Helca1の装着でケーブルのテンションが増し、機器が動く。
    特にD/C-PROPを敷いている機器に接続した場合。
  2. 1.5m超~2m程度の長尺をHelica1本でカバーできるよう、長さのバリェーションが欲しい。
  3. 1m超の柔らかいケーブルへも装着できるような改善。
  4. 素材のチーププラスチック感の改善。

番外編

AVは興味の範囲外であるが、たまたま発見してしまった。
普通のテレビが4Kテレビに化けました。
それもTVの電源ケーブルそのものは純正のままで、電源を上記のオーディオシステム用の電源タップからとっただけ。

壁コン~電源タップ間の電源ケーブル(Acca5)にHelicaを装着した場合としない場合で比べてみた。
すごい変化です。人の顔がとてもリアルに、字幕クッキリ。
機械に全く興味のない娘もテレビを見て
「ねえテレビ何か変えた、すごいきれいになったんだけど!」と。
これだけ明確な効果があるんですね。音もよくなるわけだ。


やらない方が身のためとは解っているが、HDMIケーブルやBDレコーダーにも・・・。

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