Inca5導入(A様)

購入動機

ケーブルの構造を考えないで、純度のみを訴求している他社ケーブルが多いことにうんざりしていました。
思想がない証拠です。
御社のホームページで構造的な説明を拝見し、共感を感じ、
たまたま展示品でお安くなっていたものが目にとまり、
購入させていただきました。

聴いた感想

予想通り、特性が非常に素直なケーブルだと思います。
ピークが感じられません。一番フラットに聴こえます。
奥行、立体感・実体感もあり、また、楽器の一音一音がつながって聴こえます。
他社のケーブルはどこかにピークがあり、一聴すると耳新しく感じるのですが、
平面的で奥行が無く、実体を表しておらず、音が明るく聴こえ、
すぐ飽きる傾向のものばかりでした。
使っている場所ですが、CD用のバッファーアンプとパワーアンプの間の接続部分です。
御社のケーブルの構造上、ややキャパシタンス成分が増えるのではないかとの友人のコメントもあり、
インピーダンスが比較的低いところに使ってみました。
バッファーアンプの上流のプリアンプとの間に入れても良いかもしれません。

世の中の実態

しかしながら、御社のケーブルに関する世の中の反応は、なかなか見当たりません。
あるのは、御社のクレジットがついた御社のユーザさんの感想だけです。
世の中でわかっている人が少ないということではないでしょうか。
過日、電話でもお話ししましたが、量販店の販売担当者に御社のケーブルについて尋ねると、
「大人しい音で、物足りないかもしれません」
という消極的な声がよく返ってきます。
世の中で真の価値のものを聴き分ける力が無い人が多いということなのか?
あるいは、真の価値を聴き分けるだけのオーディオシステム環境に無いということなのか?
皆さん、オーディオ雑誌等の評論家の意見を信用して、何回騙されればわかるのか?
残念なことです。

私のシステムの環境は自作で、アンプその他の機器の精度を上げるだけでなく、
絶縁トランスやアイソレーションレギュレータ、電源ケーブルのシールド化などにより、
供給電源そのもののクリーン化に労力と費用のかなりを費やして、
インバーター家電製品や各オーディオ機器同士のアイソレーションを図るなど、
動作環境整備を行っています。
スピーカの設置もmm単位で合わせていますし、
壁や床の密度や質量も左右合わせるように工夫しています。
トランスやケーブルのアースの取り方も試行錯誤で工夫しています。
スピーカ台やソケット形状が異なる真空管のアダプターも自作ですが、
木の種類・素材から検討しています。
ここまでやると御社のケーブルの違いがよくわかります。
環境(土台)がしっかりしないと、正当な評価は難しいですよね。

どうしたら御社の製品を広められるか?

どうやってわかってもらうような工夫をするか?
台数が増えれば価格も下がるでしょう。
ここら辺が工夫のしどころではないでしょうか。
思想がしっかりしていて非常に良い製品だと思いますので、
また、機会があればぜひいただきたいと考えています。

御社のお手伝いができるところがあれば協力させていただきます。


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インターコネクトケーブル Inca5(RCA) | KRYNAオンラインショップ
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